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外交官プログラム

高度な情報収集と交渉に対応できる日本語力を――AJALTの外交官プログラム

 

外交官プログラム

AJALTでは、各国の外交政策にあたる省庁からの依頼により、主に在日公館に勤務する予定の外交官や政府職員、または将来外交官になる方々に対して特別な日本語研修プログラムを提供してきました。日本語をコミュニケーションの手段として実務を遂行するには、専門分野での日本語能力に加えて、会議や交渉の場では言外の意もくみとれる確かな日本語力が必要です。また、日々の実務としてメディアを通じて日本の最新情報を的確に理解し、得られるようになることが基本能力として求められます。


AJALTでは、外交官・政府職員の方々が入門から、あるいは本国での基礎語学研修を経て来日してから、在日公館で勤務を開始するまでに、日本語で専門業務を遂行できる力(B2~C1)をつけることを目的とした授業を提供しています。十分な教育成果を上げるため、1対1の授業を行っています。

プログラムの特徴

 

● 高度な情報収集力をつける

 

A1~A2レベルから当協会著作の「PRACTICAL KANJI」シリーズを使用して、効率的に漢字力、語彙力をつけ、情報収集力を養う。B1レベル以上ではニュース・新聞など生教材を使用して時事問題にも対応できる力を育成する。

 

● タスクを通じて総合力を磨く

 

実際の業務を模した多様なタスク(インタビュー、プレゼンテーション、ディスカッション、通訳など)を実施する。タスク遂行の過程で、必要な言語知識(語彙、定型表現、待遇表現、文法など)を付随的に学ぶ。

 

レベル設定 参照枠 到達目標
入門 A1
  • 仕事上の簡単な情報交換で済む日常の話題ならば、コミュニケーションをとることができる。
  • あらかじめ準備をして、職場環境や日課、業務、関心のあるテーマについて、簡単な言葉や短い文を使って、発表することができる。
基礎 A2
実務準備 B1
  • 業務に関する内容であれば、簡単な事実関係の情報が理解できる。
  • 随伴者の援助や十分な事前準備があれば、カウンターパートなどの発言を理解し、適切な対応をすることができる。
  • 随伴者の援助または十分な事前準備があれば、カウンターパートなどの議論に参加することができる。
実務① B2
  • 広範囲の話題に関し、事実を理解し業務に必要な情報を収集することができる。
  • 単独でカウンターパートと面会し、交渉やディスカッションなどに参加できる。
  • カウンターパートなどの発言に対して、その場で適切な対応ができる。
実務② C1
  • 専門的な話題に関し、事実を正確に理解し、業務に必要な情報を収集することができる。
  • 自分の論点を明確に、効果的に述べることができる。
  • カウンターパートと面会し、複雑な話題で交渉やディスカッションなどを遂行できる。
AJALT

〒105-0001 東京都港区虎ノ門3丁目25-2
虎ノ門ESビル2F

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