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概要

活動の基本理念

公益社団法人国際日本語普及協会(AJALT)は、主として外国人を対象とする日本語教育を行い、言語・文化の異なる世界の人々との相互理解を深め、交流を促進するとともに日本理解の推進に寄与しています。その理念に基づき、就労日本語教育課程を設置し、外国人がその能力を活かし、活躍できる社会の実現を目指します。

活動の目的・目標

【活動の目的】
基本理念に則り、本課程の学習者がそれぞれの職場においてより良い人間関係を構築し、職務を果たす力を身につけるための教育を行います。


【活動の目標】
(1) 多様な学習者に対する日本語教育
 学習目的に個別に対応する教育手法を開発しつつ、教育の現場に立って実践を深め、時代に即した日本語教育のあり方を追究します。授業を実施するにあたっては、対象とする学習者との対話により、学習目的、到達目標を適切に把握し、適宜職場関係者とも連携を図ります。その上で、業務遂行に必要な日本語能力が習得できるよう到達目標に沿ってカリキュラムを組み立て、質の高い教育を実施します。評価においては、授業の目的に照らして、多様な評価方法を組みあわせ、学習者とも評価基準を共有します。また、学習者が自身に必要な日本語を自律的に学習できるよう、学習者自身の自己評価も学習活動に組み込むほか、必要な支援を行います。


(2) 継続的研修
  質の高い教育を提供するため、就労のための日本語及び日本語教育活動をはじめ、外国人施策、国際情勢、その他関連の研修を並行して行います。社会人学習者に対応するため、教師自身の日本語の運用能力を高め、幅広い教養のある教師を目指します。

 

(3) 教育への真摯な姿勢
 日本語教育活動の現場は、学習者と教師の人間と人間との接触の場であり、人格と人格の対峙する場です。そのことを念頭に、就労日本語教育課程においても学習者個々のキャリアに敬意を払い、自己実現を果たせるよう教育支援を行います。

協会設立~就労日本語教育課程認定まで

1977年2月 文部省の認可により、社団法人国際日本語普及協会(英文名称AJALT=Association for Japanese for Language-Teaching)として設立
2010年7月 内閣総理大臣の認定を受け、公益社団法人に移行
2025年4月 3月31日付で文部科学大臣より認定を受け、就労日本語教育課程を開設

役員

戸田佐和(理事長/就労日本語教育課程 設置代表者)
水野晴美 (専務理事/同 校長)
宮下しのぶ(常務理事/同 副校長)
石橋寛 伊東祐郎 大河原昭夫 勝又美智雄 小瀧雅子 関口明子 高橋修司 服部陽子
松本健 宮崎茂子 吉田依子 (理事)
酒井富雄 大津修(監事)

教員及び職員の体制

校長 副校長 本務等教員5名(うち主任教員1名)教員30名 職員9名

課程の収容定員数

40名

学則

AJALT

〒105-0001 東京都港区虎ノ門3丁目25-2
虎ノ門ESビル2F

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