ようこそ!さくら小学校へ 〜みんななかまだ Q&A
Q1:誰のために作りましたか?
A1: 日本の学校で学ぶことになった外国人児童生徒とその保護者、それと彼らを受け入れる周囲の日本人のために作りました。
Q2:何のために作りましたか?
A2: 突然、言葉も何もわからない日本の学校に編入しなければならなくなった外国人児童生徒と保護者、彼らをどうやって受け入れたらよいか分からずにいる周囲の日本人、その外国人、日本人両者が自信を持って成長していけるようにこの教材を作りました。
Q3:何が学べますか?
A3: 外国人、日本人両者の自信と成長につながる3つの学習内容を用意しました。
1. 実際の小学校での実写映像をみることで日本の学校生活・学校文化を知ることができます。
2. 挨拶や、遊びに加わったり、友達に謝ったり、心配したりするときの言い方など、人間関係を築くために必要な日本語が学べます。
3.

文化背景の異なる両者がどのようにしたらお互いに理解し合えるようになるのか、その具体的なヒントを得ることができます。

Q4:どんな構成ですか?
A4:

重層的な構成の中に上記3つの学習内容を入れ込みました。

場面設定
外国人児童生徒と保護者が日本の学校で遭遇するであろう場面を時間軸に沿って3つのグループにまとめました。
1. 『初めてのあいさつ』⇒外国人親子が初めて日本の学校にやってきて自己紹介する2場面
2. 『学校生活の始まり』⇒一日の学校生活の様子を7場面に分けて提示
3.

『学校生活と仲間たち』⇒学校での主な年中行事や仲間とのできごとを9場面で紹介

場面構成
各場面をストーリーとそれに付随する表現学習、情報、クイズに分けました。
【ストーリー】 外国人親子が日本人とかかわりながら、いろいろな体験をし、お互いに理解を深めていく様子をスキット形式で提示
【表現学習】 人間関係を築いていくために必要な基本的な表現を紹介。紹介場面に合わせ、学習者も一緒に声を出して練習するうちに自然と表現が身に付くよう作成
【情□□報】

日本の学校や地域の様子を実写映像で紹介。ポルトガル語の吹き替えあり

【ク イ ズ】 学校で使うものや必要なことばを何回でも繰り返しながら、楽しく覚えられるクイズ。音声による質問に文字入りの実写映像の中から正解を選択
Q5:どんな場面がどのぐらいありますか?
A5:

ストーリーが18、それに付随する表現学習が11、情報が14、クイズが9あります。ストーリーはそれぞれ3〜5分程度、その他の付随部分が1.5分〜2分の長さなので、集中力が続かない子どもたちでも楽しんで見ることができます。

  ストーリー 表現学習 情 報 クイズ

1.初めてのあいさつ

校長室で 職員室に入る時 学校探検@
教室で 自己紹介 国の名前

2.学校生活の始まり

準備 記名 学校で使うもの
登校 朝のあいさつ 交通規則
朝会 朝の時間 号令
授業 授業のことば 学校探検A 教科の名前
休み時間 仲間に入るとき 遊び
給食 給食のあいさつ 給食の様子 給食で使うもの
そうじ そうじ当番 そうじ用具

3.学校生活と仲間たち

遠足 お知らせとしおり 遠足の持ち物
連絡 電話連絡 連絡帳の書き方
身体測定 健康診断 体のことば
けんかと仲直り あやまるとき
心配するとき
保健室 具合が悪いとき
放課後 遊びの約束 放課後の過ごし方
夏休み 日本の夏休み
運動会 応援合戦 運動会の様子
総合学習 保護者参加の行事
Q6:どんなふうに見ることができますか?
A6: DVDのメニュー画面を使って、3通りの方法で見ることができます。
1. 見たいものを一つ一つどこからでも選んで見る
2. ストーリー、表現学習、情報、クイズごとに最初から最後まで通して見る
3. 場面ごとにストーリー、表現学習、情報、クイズを通して見る
Q7:どんな使い方ができますか?
A7: このような重層的な場面構成と映像の再生方法によって、多様な学習者、学習目的、学習環境に合わせてこの教材を効果的に使うことができます。
日本の学校に入る前に支援者と一緒に見る
日本の学校に入ってから支援者と一緒に見る
外国人児童生徒・保護者の受け入れ準備のために見る
総合的学習の時間や国際理解教育のために見る