西尾珪子 プロフィール
公益社団法人 国際日本語普及協会
会長 西尾珪子(にしお けいこ)
経歴
1932年東京原宿に生まれる
《学歴》
1955年
学習院大学文学部国語国文学科卒業
《職歴》
1955年〜58年
(財)国際文化会館勤務、外国の学者と日本の学者の交流の仕事に携わる。この間に海外の日本学者たちの日本語に触れ、日本語教育の研究を始める。
1970年
日本語教育研究会西尾グル−プ(現協会の前身)を主宰。
1976年〜81年
東海大学の非常勤講師として留学生への日本語教育。
1977年
(社)国際日本語普及協会の名称で文部省より法人認可を得 て現在の協会を設立、専務理事に就任。1996年より理事長。
2010年
内閣府より移行公益認定を受け、(公社)国際日本語普及協会を設立、初代理事長に就任。2011年より会長。
1981年〜現在
- 学習者の対象別コースデザインの研究を行い、ビジネスマン、外交官、日本学者、海外より日本に赴任する外国人社員、難民、技術研修生、日系人労働者、留学生、日本人の配偶者として来日する外国人婦人、上記に記述の家族として滞日する子供たち等々に対する日本語教育内容の研究開発と実践。
- 上記日本語教育を実施出来る日本語教師の養成をはじめ、日本全国の地域日本語支援ボランティアの育成。
- 対象別日本語教育に対応出来る教科書、教材の開発と製作。
研究・論文
■「難民・定住希望者に対する日本語教育」『講座日本語と日本語教育』巻14
明治書院(1991)
■「ビジネス関係者への日本語教育ー現状と展望」『日本語教育展望号』
日本語教育学会(1995)
■「これからの日本語教育に求められるものー言語政策の視点からー」『日本語学』
明治書院(1996)
以下 略
地域社会の外国人支援、日本語関係講座・講演多数。
主たる公職
*(財)言語教育振興財団 評議員 日本語教育小委員会 代表
*(財)日本語教育振興協会 理事
*(財)アジア福祉教育財団難民事業本部 インドシナ難民日本語教育 参与
以下 略
平成19年以前の主たる公職
海外移住審議会委員、(社)日本語教育学会副会長、東京都港区教育委員
第19、20、21期国語審議会委員、第22期国語審議会副会長
独立行政法人国際交流基金 海外日本語普及事業委員会 委員
独立行政法人国立国語研究所 外部評価委員委員長
その他、日本語教育の振興に関する各種委員会の委員として政策提言。
賞
1982年10月 | エイボン女性教育賞受賞 |
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2001年12月 | 文部科学大臣表彰 |
2002年3月 | 東京都港区長表彰 |
2002年11月 | 勳三等瑞宝章受章 |
2008年2月1日現在